ヴァイス嬢支援追加。 エレオノーラが波乱万丈だけど順風満帆な人生でイラっとくるね! ■エレオノーラと魔術結社 現代編でのエレオノーラは魔王と契約を交わした魔術師。 魔術師の階級で言えばゼロクロスレベル5で超魔術師、つまり魔術師としては最強ランク。 ※ エレノは交感魔術師。魔族や魔王と交感(果ては契約)して魔術の力を振るうもの。 ※ 大多数の魔術師はゼロクロスというシステムうを介して魔術の力を得る。術者の力量に合わせて全部で5段階。 そんな彼女を放置しておくはずもなく、魔術結社は勧誘を繰り返すけど、答えはいつもNO。 だって魔術結社とか興味ないしー。 魔王シフォンが黒死将ハルシャギクに倒されて魔王消滅、エレノも魔術師としての力を失う…… かと思いきや、陽月つかさと魔王シフォンが融合して誕生した魔王剣つかさが魔王の代役として、エレノを支えることに。 現代編最終決戦。 ハルシャギク倒し、魔王シフォンとつかさは分離、シフォンはエレノへ魔王杖を託す。 魔王シフォン消滅。エレノは魔術師としての力を失う。 ■魔術結社でのエレオノーラ 15歳で聖王国と精霊教会に魔術師バレし、国を追われ、家族と共に魔術結社の保護下に。 エレオノーラはゼロクロスな魔術師として、レベル1の魔術使いから再スタート。 しかしわずか半年でゼロクロスレベル5まで到達。再び超魔術師に。 エレノの両親や兄たちは魔術師としてはさっぱり。 「妹がカルト宗教に手を出してて、それが原因で没落。だけど生きるためにカルト宗教のお世話になれとか…」 「ははは、魔術に手を出せって? 冗談じゃないやい><」 「でもあれだけ尽くしてきたのに俺らまで追い出した聖王国と精霊教会ムカつく。追い出すならエレノだけでいいじゃん!」 こんな感じ。 まぁ、魔術結社においては相当肩身が狭いまま余生をおくったんじゃないかなー… 17歳の時に、当代最強と言われていた魔術結社総帥の大魔術師が婿入り。 家系を大事にする魔術師における婿入りは完全な敗北宣言でもあり、エレノは名実ともに最強の魔術師へ。 ※ 交感魔術師は血筋とか関係ないけど、ゼロクロスはある程度血筋が関係してくるので、 ※ 優良な魔術師からは優良な魔術師が生まれやすいのデス 22歳で魔術結社総帥へ。 以後、65歳で引退するまで魔術師の頂点に君臨し続ける。 なお、エレノが総帥としてやったことのひとつに、結社の幹部名をTCGにするという酷ぇーことが… 悪ふざけで付けただけなのに「総帥のやることだ! きっとすごい意味があるに違いない!!」と周りが勝手に思い込み、 後生大事に、最終戦争編の時代になってまでも受け継がれ続けているのでしたとさ。 ■カプリス家 基本は当主のハーレム。子孫を残すことが大事だから。女当主の場合はもち逆ハーレムだお。 ちなみに当主の子はミドルネームに親(父か母。当主の性別により変わる)をもつ。 ↓カプリス家系図(?)。●は当主。魔王杖は当主に受け継がれる。 http://rsp.x0.to/sai/moe/src/sn1134.jpg ■ヴィクトリア・シンディの憂鬱 ↑の家系図の母世代、マリア(創世母神とは無関係)とシンディはライバル同士。 昔は仲よかったけど、いつの間にか普通に仲悪くなりましたとさ。そんなわけで、競うようにロード・カプリスに嫁入り。 ※ ロード・カプリスは、今代の魔術結社総帥マジック。ゼロクロスレベル4、つまり大魔術師。 マリアに娘が生まれた後もシンディは子宝に恵まれず。10年遅れで娘のヴィクトリアを授かる。 ヴィクトリア・シンディ5歳の時に、ヴィクトリア・マリアが大魔術師になり、さらに史上最年少のヴァイス・シュバルツを襲名。 母シンディはそれはもう娘(5歳です)にマリアさんちへの罵詈雑言からねっとり恨みまで延々と愚痴り続ける。 というかそんな日々が何年も続く。負け犬の陰口みっともない。 けど素直な5歳だったヴィクトリア・シンディはヴァイスに強い憧れを抱き、彼女に追いつこうとすごく頑張るのであった。 ヴィクトリア・シンディ15歳、空位だった幹部のヴィクトリー・スパークを襲名。15歳のヴィクトリーは史上最年少。 やっと姉様にならんだ!…と思って姉様に報告に言ったら、ヴィクトリーの幹部服を見てのヴァイスさんのセリフ、 「……地味な服ねぇ」 黒地に黒ラインというマックロクロスケなヴィクトリーの幹部服をプゲラったのでしたとさ。 その後ほどなく、ヴァイスは魔術結社を出奔。ヴィクトリーは追撃隊を率いてこれを追うもヴァイスひとりに軽くあしらわれる。 愛が憎しみに変わったヴィクトリーは、父でもある総帥マジックに進言。 ……時期当主のくせに縁談など断りまくりで子を作るつもりがないヴァイスは当主として不適格、自分こそが相応しいと。 ロード「んじゃ魔王杖奪ってこれたらそれでえーよー」 かくして、ヴィクトリーは執拗にヴァイス嬢を狙い続けることになったのでしたとさ。