b.H.Hの呪文について・最新版 この世界における魔法的なものは基本的に「精霊術」と呼ばれています。 その名のとおり精霊しか使えない神秘の力……ですが、精霊の力を借りることで人間(や亜人)も精霊術を使えます。 精霊の力を借りることを「交感」すると言い、交感は全部で四つの過程を踏んで行われます。 1:起動キー 2:イメージを練り上げる 3:精霊同調 4:発動キー これを今風にてけとーな感じに例えますと 1:求人 2:契約内容 3:契約成立 4:働く ぶっちゃけ人間たちはその場その時で精霊を雇って仕事させている感じです。 もち精霊たちも人間と交感する事によるメリットはあるのですが説明めんどくさいので今回は省略。 ただ働きなんてするわけないじゃないですかー^^ 日雇い労働精霊だけでなく、術者と専属契約を結ぶ精霊もいます。 てか勇者が精霊王と契約した人たちです。精霊と精霊王は正確には別モンだけどな! 精霊と契約すると人間も呪文なしで術が使えます。常時交感状態みたいなもんです。 ちなみに契約者と精霊の信頼関係が深いほど、術者や精霊の格を超えた精霊術の行使が可能となります。 契約者が呪文を唱える場合は、よりしっかりとした術のイメージが必要なときです。 身も蓋もない言い方するなら「呪文を唱えることで気合を入れる」わけですな。 精霊術使用の例・シルビー編。 「テクマクマヤコン テクマクマヤコン!  我、風まとう者、風の声をきく者、風と共に歩む者!  我が声は王の声、我が意志は王の意思、我は風雷、其は王の御名!!  我、風の聖約者たるシルヴィア・ルーンレイスの声をきけ!!  風よ、全てを焼き尽くす雷火となりて  我が意に従いその咆哮を轟き鳴らせ!!  轟雷せよ!!  フォトンブラスター・ワールドエンド!!!!」 ※ ただしこの呪文は初回限定、しかも不発。 『b.H.ヒストリア暁の戦姫前史』にて、風の精霊王と契約を結んで勇者となったシルヴィアさんじゅっさい。 魔族と戦う仲間たちのもとに颯爽と駆けつけ、勇者の力を見せつけようとカッコヨク呪文も唱えたよ!! 結果、何も起こらない。 シルビ「…………」 風音姫『すまぬ…すまぬ……』    『言ってる事の意味がわらわにはさっぱり分からぬのじゃ…すまぬ…すまぬ…!』 ←マジ泣きで謝罪 魔族A「風まとう者(笑)、我が意志は王の意思(笑)、咆哮を轟き鳴らせ(笑)、ワールドエンド(笑)」 シルビ「////」 教訓。 呪文は分かりやすくね☆ 以後は呪文唱えても「ふきとべー!」とか「ぶっとばせー!」とか「切り刻めー!」とかになりましたとさ。 さらにどうでもいいこと。 シルビーの聖騎士(勇者から力を与えられたチート野朗)をやってる陽月つかさくんですが、 聖騎士は精霊術を使う際にご主人様である勇者と同じ起動キーを用います。 つまりこーなる↓ 「テクマクマヤコン テクマクマヤコン><  風よ、我が敵をなぎ倒せ!  くらえ!!  エアハンマー!!」 そよ風が吹く。 「…………」 『ふん。どうしてわらわがどこの馬の骨とも知らぬ輩に力を貸してやらねばならんのじゃ。  やってられないのじゃ。風を吹かせてやっただけでもありがたく思うのじゃ』 「工エエェ(´Д`)ェエエ工 」 後日。 「テクマクマヤコン テクマクマヤコン><  すんません、十万石饅頭さしあげますので、どうかお力をおかしください!  いやホント、マジでお願いします><」 『 任 せ る の じ ゃ (キリッ』 以上、支援にもならない駄文でした><